|
[問1] 「語り女たち」の表紙に描かれている「木」は何本でしょう。以下の選択肢から選んでください。
|
|
[回答選択肢]
1:17本
2:18本
3:19本
4:21本
|
|
[正解]1:17本
くりむーぶ389さんにご提供いただいた問題です。
お手元に該当書をお持ちの方は、表紙カバーにてご確認いただくのが手っ取り早いです。ない方は書店で・・・別にオンライン書店でも構いませんが・・・チェックしてみてください。
月に照らされた森。木の幹、もしくは梢が17本描かれていますよね。
この「17」という数字は...女たちの語る「話」が17話納められているから、ですね。
もっと深い意味があるのかもしれませんが...さて。
→『語り女たち』新潮社
2004年刊
|
|
|
|
[問2]北村薫先生のデビューは西暦何年でしょう。以下の選択肢から選んでください。
|
|
[回答選択肢]
1:1988年
2:1989年
3:1990年
4:1991年
|
|
[正解]2:1989年
東京創元社が刊行した書き下ろし推理小説叢書シリーズ「鮎川哲也と13の謎」の一翼として1989年3月、北村薫の初著作『空飛ぶ馬』が世に出ました。
それ以前にも、別名義での評論や解説、対談が、雑誌や書籍などに掲載されていましたが、「北村薫」名義では『空飛ぶ馬』が初めて、のようです。
→『空飛ぶ馬』東京創元社 1989年刊
|
|
[問3]『ミステリ十二か月』(中央公論新社刊)の装画・挿画を担当された、猫の版画で有名な方のお名前を、以下の選択肢から選んでください。
|
|
[回答選択肢]
1:国樹 由香
2:山口 マオ
3:大野 隆司
4:千明 初美
|
|
[正解]3:大野 隆司
一応、猫つながりで選択肢を作ってみたんですが・・・。国樹先生はメフィストの猫漫画で北村先生とゆずを登場させた事があって、山口先生は北村先生と猫の絵本を作られていて、大野先生は...もう北村先生とお友達なのでいろいろですね。千明先生は『謎のギャラリー』で挿絵を描かれていました。
→『ミステリ十二か月』中央公論新社 2004年刊
|
|
[問4]『盤上の敵』のハードカバーのカバーをめくった、本の本体の表紙の模様は次のうちどれでしょう。以下の選択肢から選んでください。 |
|
[回答選択肢]
1:ブルー系のチェス盤模様
2:ブルー系のマーブル模様
3:ブルー系無地
4:ブルー系縞模様
|
|
[正解]2:ブルー系のマーブル模様
くりむーぶ389さんにご提供いただいた問題です。
題名『盤上の敵』から、1.のチェス盤がもっとも連想しやすい選択肢と思われますが、もちろん引っかけです。四六判のカバーを剥がしてみると、そこには薄い青みがかった大理石調の本体が現れます。
→『盤上の敵』講談社 1999年刊
|
|
[問5]2005年10月時点で文庫判が発売されていない作品は次のうちどれでしょう。 |
|
[回答選択肢]
1:『朝霧』
2:『語り女たち』
3:『北村薫の本格ミステリ・ライブラリー』
4:『リセット』
|
|
[正解]2:『語り女たち』
『語り女たち』のみ、問題(2005年10月)、および本解答編(2006年12月)の公開時点で文庫判が発売されていません。2007年頃発売?
その他の作品については、すでに文庫化されているか、もしくは文庫書き下ろし作品です。(『北村薫の本格ミステリ・ライブラリー』は文庫書き下ろし。)
→『朝霧』(文庫判)東京創元社 2004年刊
→『北村
薫の本格ミステリ・ライブラリー』角川書店 2001年刊
→『リセット』(文庫判)新潮社 2003年刊
|
|
[問6]「円紫さんと私シリーズ」で『六の宮の姫君』の前に文庫化された作品は次のうちどれでしょう。 |
|
[回答選択肢]
1:『空飛ぶ馬』
2:『冬のオペラ』
3:『朝霧』
4:『夜の蝉』
|
|
[正解]4:『夜の蝉』
「私」と円紫師匠のシリーズにおける文庫判発売は
1994年『空飛ぶ馬』
1996年『夜の蝉』
1997年『秋の花』
1999年『六の宮の姫君』
2004年『朝霧』
以上のようになっていて、『六の宮』の直近は、『秋の花』です。しかし選択肢に『秋の花』がありませんので、その前に出た『夜の蝉』を選んでいただければ幸いです。
つか、この問題文の条件だと『空飛ぶ馬』でも不正解ではないため・・・すいません不適切な問題でした。
→『空飛ぶ馬』東京創元社 1994年刊
→『夜の蝉』東京創元社 1996年刊
→『秋の花』東京創元社 1997年刊
→『六の宮の姫君』東京創元社 1999年刊
|
|
[問7]北村薫ファンサイト北村亭の設立年は西暦何年でしょう。 |
|
[回答選択肢]
1:1996
2:1998
3:2000
4:2002
|
|
[正解]2:1998
手前味噌な問題ですみません。1998年11月に公開させていただきました。もうすぐ10年ですね。切りが良いので何かしたいと思います。もっともこの不安定な世相ですので1年間続けられる保証すらありませんが・・・。
ちなみに北村薫先生のデビューは1989年ですので、もうすぐ20年ですね。こちらも、15周年の時同様に何かしたいところですねぇぽわわ。
→北村亭系譜
|
|
[問8]「覆面作家」シリーズの既刊3作品を、発売の古い順に右から左に並べた場合、下の選択肢のどれが正しいでしょう。
|
|
[回答選択肢]
1:二人いる/愛の歌/夢の家
2:二人いる/夢の家/愛の歌
3:愛の歌/夢の家/二人いる
4:夢の家/愛の歌/二人いる
|
|
[正解]4:夢の家/愛の歌/二人いる
1991年『覆面作家は二人いる』
1995年『覆面作家の愛の歌』
1997年『覆面作家の夢の家』
結末までを読んでいると、『愛の歌』でもおかしくないような気分に?なるかもしれませんが、『夢の家』が最終巻です。
→『覆面作家』シリーズ刊行順リスト
|
|
[問9]『月の砂漠をさばさばと』収録の「善行賞のリボン」にて、さきちゃんが学校でもらった善行賞はどんな理由だったでしょう。
|
|
[回答選択肢]
1:廊下を走らないよう、ポスターを貼ってくれました。
2:飼育舎の餌箱を、直してくれました。
3:配膳室の掃除を、いつもよくやってくれました
4:横断歩道で、お年寄りの手を引いてあげました。
|
|
[正解]3:配膳室の掃除を、いつもよくやってくれました
『月の砂漠をさばさばと』は大変暖かな気持ちになれる良い話ばかりです。未読の方はこれを機会に手に取ってみてください。文庫判も発売中です。
ちなみに「月さば」のさきちゃんとおかあさんは、2006年に刊行された『ひとがた流し』においても主要人物として登場します。『ひとがた流し』を読まれた方は、ぜひ「月さば」も!
→『月の砂漠をさばさばと』四六判
新潮社 1999年刊
→『月の砂漠をさばさばと』文庫判
新潮社 2002年刊
→『ひとがた流し』朝日新聞社
2006年刊
|
|
[問10]「<私>と円紫師匠」のシリーズの登場人物、「正ちゃん」こと高岡正子が住んでいる都道府県はどこでしょう。 |
|
[回答選択肢]
1:千葉県
2:埼玉県
3:神奈川県
4:東京都
|
|
[正解]3:神奈川県
シリーズ中、「私」が正ちゃんこと高岡正子の自宅を訪れ、また会話の中でも名言しています。正ちゃんの自宅は鎌倉より西、東海道線の相模灘に近い駅(二宮?)の近くで、小料理屋「吉田屋」を営んでいるようです(『朝霧』より)。海辺の街の小料理屋で育ったりしたら、そりゃあ舌も肥えるってもんですよね。
→『朝霧』東京創元社
1998年刊
|
|
[問11]その優れた作品性から高い評価を獲得し、映画化や舞台化などもされた『時と人』シリーズの各作品ですが、さて『時と人』シリーズに当てはまらない作品名を次の選択肢から選んでください。 |
|
[回答選択肢]
1:リセット
2:リプレイ
3:スキップ
4:ターン
|
|
[正解]2:リプレイ
『リプレイ』はケン・グリムウッドのSF(時間漂流物)傑作。『スキップ』執筆中に『リプレイ』が発売され、同じ時間漂流を扱った題名も近かったか、〜『スキップ』は早送りであるとともに、主人公の、仮に歯を食いしばろうとも、失われることのない軽やかな足取りに外ならない〜と、敢えて『スキップ』のままで通したとのことです。(四六判『スキップ』巻末付記より)
→『スキップ』新潮社
1995年刊
|
|
[問12]宝島社から2004年に発売された北村薫オンリームック『静かなる謎 北村薫』。このムックの表紙イラストを描かれたのは高野文子さんですが、このイラスト、ある著作の表紙イラストとほぼ同じものです。さてどの作品と同じでしょう。 |
|
[回答選択肢]
1:『六の宮の姫君』
2:『覆面作家は二人いる』
3:『謎物語 あるいは物語の謎』
4:『空飛ぶ馬』
|
|
[正解]4:『空飛ぶ馬』
高野文子さんのイラストが表紙を飾っているのは選択肢中「私」と円紫師匠シリーズの1.『六の宮の姫君』と4:『空飛ぶ馬』。『静かなる謎 北村薫』の表紙の一見男の子にも見えなくはないショートヘアで幼い立ち姿は、シリーズの表紙は高野文子さん発案の成長する「私」のイラストを載せていることを知っていれば「ああこれはきっと最初の頃かなぁ」と思える・・・て、そこまで知ってる人は個々の巻の表紙も知ってるでしょうから、面倒なことを考えずに「あ、これは『馬』と同じだね」と言いますね。
→『静かなる謎 北村薫』宝島社
2004年刊
→『空飛ぶ馬』東京創元社 1994年刊
→『六の宮の姫君』東京創元社 1999年刊
|
|
ページ先頭へ
▲ |